Interview
Member Interview
社員インタビュー
石井 天平
Sales dept. AccontPlanner
求められる高い成果の分、
得られる知見に価値がある
1986年生まれ。アパレルブランドでスタッフとして働き、ケーブルテレビの営業へ転職。
BtoB営業を学ぶため映像制作会社、SNS関連の会社を経て2019年4月にGENEROSITYへ転職。ラグジュアリーブランドの企業様に常駐しながら、
営業部署のリーダーとして、企画立案、運営までを担当。
アパレルスタッフから外資企業まで、興味のある方向へ一歩ずつ……
__石井さんが入社してから現在までの業務内容を教えてください。
僕は2019年の4月に入社しました。入社当時は事業開発部門で、Web分野の新しいサービス作りに携わっていました。
以前勤めていたのは、Instagramで投稿した写真を活用する技術を持った会社です。そこで事業開発を手がけていた縁でGENEROSITYに入社したのですが、当時のGENEROSITYはリアルイベントの仕事がたくさん舞い込んできていて、イベントのプランニングも任されるようになりました。
現在は、営業部門で営業兼プランナーの仕事をしつつ、リーダーとしてマネジメント業務も行っています。
__GENEROSITYに入社するまではどのようなキャリアを歩まれてきましたか?
最初は、アパレル会社で店舗のスタッフから始まり、ケーブルテレビの営業、映像制作会社の営業を経て、前職のInstagram関連の会社に至りました。
一般のお客様と関わる販売から、企業をお客様とする販売に興味を持ち、BtoBの営業経験をある程度積んだところで、自分の興味のある分野の会社に進んできたという感じです。
__前職はInstagram関連の会社だったということですが、どのような部分に興味を持ったのでしょうか?
今は当たり前ですが、Instagramを活用する技術を持った会社は当時の日本にはありませんでした。
「ハッシュタグって何?」くらいの、ほぼ認知度のない時期ですね。エントリーした会社は、海外から来た会社でした。 僕も初めは「外国のサービスを提供する会社」という認識しかなかったのですが、海外では有名アーティストのプロモーションを行うなど、新しさと勢いのある面に興味を持ちました。
__具体的にどのような仕事をされていたのか教えてください。
まずは、提供するサービスを紹介する前に「ハッシュタグってこういう機能です!」と、Instagramの仕組みをクライアント企業に認知させるところからのスタートでした。
広告代理店を通しての営業活動をコツコツと続けること1年半くらいでしょうか。ようやくサービスが浸透してきたところで、新たな事業開発をする段に差し掛かりました。そこで、さらに大枠のパッケージを開発したり、インスタントウィン(※)のシステムを提案制作していました。
※抽選したその場で当落がわかる懸賞システムのこと。SNSで情報を拡散してもらい、フォロワー間にも告知が出来、フォロワー獲得にも繋がるキャンペーン施策。
入社2ヶ月目で有名ブランドイベントのプロジェクトマネージャーに
__GENEROSITYの提供するサービスもInstagramに関連していますが、以前から知っていたのですか?
もちろん知っていました。僕たちの「Instagramの投稿をWebに掲載できるシステム」に対し、GENEROSITYは「投稿写真をその場でプリントできる“#SnSnap”」。 一度、情報交換という名目で、西垣さんや事業開発スタッフの方とお会いする機会をいただいたことがあります。それがきっかけとなり、年齢が近いこともあって、プライベートでも頻繁に会う仲になりましたね。
__前の会社で順調に実績を積まれていたかと思うのですが、GENEROSITYにジョインした理由はなんだったのでしょうか?
僕が提案制作したインスタントウィンのシステムが、本国の売り上げを超える成果を上げ、「やり切った」と感じたことがひとつあります。
また、GENEROSITYが今後#SnSnapだけではなく、イベントプロデュースの分野にも踏み切るタイミングであったこと。
クライアント層が外資系の企業ばかりであったこと。
それらが重なり、チャレンジングな会社の姿勢に興味を惹かれ、GENEROSITYにジョインすることに決めました。
__イベント業界の経験がない状態で入社し、2ヶ月後に有名ブランドイベントのプロダクトマネージャーを任されましたよね。
僕自身は全くのゼロからでしたが、イベント運営の経験が豊富な先輩スタッフの方にサポートしていただいたので、なんとかやり遂げることができました。 経験がないなりに僕がやったことと言えば、想像力をフルに働かせて、徹底的にタスクに落とし込んだことでしょうか。
「当日、この場所には○人必要になるから、全体のスタッフ数はこうしよう」とか、「ブランドイベントだから、セキュリティは必要だよな?」と
か……。 シンプルに「足を運んでくるお客様が望むイベントにするにはどうしたらいいか?」をベースに、必死に目の前の課題に取り組みました。
__初めてのイベントの成果はいかがでしたか?
無事成功に終わり、イベント後にクライアントの方々から、「本当によくやったね」と声をかけていただきました。僕の下の名前はテンペイと言うのですが、みなさんから「テンペイ、テンペイ」と呼んでいただき、本当にうれしかったです。
ブランドの本国のエージェントの方からも「テンペイ、あなたのおかげよ」とねぎらいの言葉をいただきました。
海外ブランドだったので、その方とは時差がある状態で本番まで打ち合わせを重ねていたんです。本国時間に合わせて深夜から会議することも少なくなく、これまでの努力が報われた瞬間でした。
イベントプロデュースで、世界に向けた新しいカルチャーを発信
__イベントプロデュースを通して学んだことや、身に付いたスキルがあれば教えてください。
企画から運営までひとつのイベントに携わることで、業界のルールや知識をかなりの短期間で吸収できたと思います。
イベントをプロデュースする会社はたくさんありますが、未経験者にここまで任せてくれる会社はそうありません。急成長ベンチャーだからこその環境ですね。
また、自社でエンジニアを抱え、デジタルを絡めた演出を手掛けている点にGENEROSITYの強みがあります。ラグジュアリーブランドのイベントでは求められる水準は高いものの、それだけ得られる知見や経験が幅広いものになると感じています。
__今では営業部門のリーダーとして活躍されていますが、GENEROSITYで評価されたポイントはどこだと思いますか?
GENEROSITYは、まだ創業間もない若い会社です。社員全体の平均年齢も若いため、僕の場合は年齢もあると思いますが、それを除けば課題への対応力が評価されたのだと思います。
今ある課題に対して、どこをクリアにしていけばいいか、どのような手段で解決していけばいいか? ひとつずつタスク化して処理していく工程は、業界の知識量だけではなく「想像力」の部分がものを言います。
イベントを成功させたからリーダーに抜擢されたというよりも、考えながら問題解決をしていく姿勢が評価されたのだと考えています。
__リーダーの立場から見た、営業チームの雰囲気を教えてください。
ほとんどが未経験で入ってくるため、バックグラウンドはバラバラですが、刺激的な環境や新しいことが好きな人は多いと思います。僕が全体的に見た雰囲気だと、タフだなと思う人たちが多いですね。
成長途上の会社なので、正直にいうと全然関係ない仕事を任されることもあります。逆に、興味のある仕事があれば、手をあげていくらでも経験できる環境でもあります。そういった環境を自分のものにして楽しめるチームではないでしょうか。
__これまで経験してきた仕事の中で、一番印象に残っている仕事はありますか?
お得意様だけを招いて開催された、有名百貨店のイベント企画ですね。プランニングから、コンテンツ、デザイン、キャスティングまで丸ごと任せていただきました。その中で、あるアーティストさんを招き、100人規模のライブを開催したんです。
当日、ライブの佳境で感動がピークに達した時、みなさん涙を浮かべながら聞き入っている様子を目の当たりにしました。これだけたくさんの方々が、同じ空間で同じ感動を共有できるのはリアルイベントだからこそです。僕も感銘を受けてもらい泣きしそうになりました……。
__今後、GENEROSITYでやりたい仕事や目標がありましたら教えてください。
今は、ラグジュアリーブランドの企業様に常駐させていただきながら、イベントのプランニングを行なっています。
GENEROSITYの中だけでなく、クライアント側からのイベント作りに携わることで、より広い視野を得ることができました。
僕たちのクライアントは海外に本社があり、最終的な決裁権が海外にあることがほとんどです。そこを逆に、「日本から海外に向かって影響を与える仕事ができないか?」と、最近考えるようになりました。
AR、XR、VRなどの分野や、はたまたAIを使ったデジタルの表現など、新しいカルチャーをいち早く取り入れて、お客様と一緒に世界に発信できるような仕事がしたいと考えています。