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Interview
Alumni Interview

卒業生インタビュー

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広報として結果を出せたのはGENEROSITYのビジョンに

惚れ込んだから

堀 夢菜

株式会社CHOIX 代表取締役 CEO/プロデューサー
1990年生まれ。立命館大学卒業後、2013年にITベンチャー企業入社し、メディアの運用・企画・開発ディレクション、新規事業の立ち上げ、コーポレートブランディング刷新などに従事。

2016年より株式会社GENEROSITY(元:SnSnap)で自社のPR・マーケティング・採用やタレント/インフルエンサーのキャスティングを担当。

2019年8月に株式会社CHOIXを設立し、企業広報やブランドPRの業務を受託するほか、ライフスタイルブランドを運営している

__GENEROSITYで働くメンバーにはどのような印象がありますか?

スタートアップだからというのもあると思いますが、個のエネルギーが強いイメージがあります。積極的に発信していく人が多いですね。

西垣さんに対しては、一緒に働く前はマーケティング・分析が得意な人というイメージでした。SnSnapのプロダクトが、時流に乗ったSNSのアイデアを組み合わせたものだったのもありましたし、もともと前職で経営企画をやっていた方だと知っていたので……。

しかし、いざ働いてみると西垣さんは「突破力」の人でした。 

広報を担当していたので、私は西垣さんと一緒にビジネスイベントに足を運ぶことが多かったのですが、西垣さんは参加者の方と片っ端から名刺交換していきます。100人いたら80人と名刺交換するぐらいの突破力と営業力を持っている。

正直に言うと、私は営業をそこまで積極的にやりたいタイプではありませんでした。けれど、「やるしかない!」と思わされたのは西垣さんの突破力をすぐそばで見ていたからだと思います。ビジネスイベントの場などでは本当に心強い存在でしたね。

__GENEROSITYの広報の土台を作り上げた堀さんですが、一番やりがいを感じたエピソードを教えてください。

先ほどお話ししたSnSnap WALLが大きくメディアに取り上げられたこともやりがいを感じたイベントの1つですが、私が直接メディアにダイレクトメールをしてインタビュー取材を得られる時はうれしかったですね。

 というのも、世間一般的に出されるプレスリリースのほとんどは大きく取り上げられることなく見過ごされます。プロダクトやサービスの良し悪しでも結果は変わってきますが、だからこそ、広報である私がGENEROSITYの実現する世界観や展望、強みなどを、西垣さんと同じくらい語れる必要があると考えていました。一時期は常に西垣さんに同行し、話していることに耳を集中させて、メディアにそのまま伝えられるように努力を重ねました。

その結果として、プロダクトや会社の魅力が私の言葉でメディアにしっかりと伝わり、個別取材を直接得られるようになったことにつながったのではと思います。そこはとてもやりがいを感じましたね​。

自身の成長を求めて選択した「未経験からの挑戦」

__堀さんはGENEROSITYを退職されてから、どのような活動をしているのでしょうか?

大きく3つの活動をしています。1つは、私自身がプロデュースしているファッションブランドの立ち上げ。2つ目は、スタートアップ企業の広報のサポート。3つ目は、企業が新たなブランドを立ち上げる際の撮影ディレクションやSNS運用など、PRに関わる仕事全般を引き受けています。

 GENEROSITYでは、主に広報を担当していました。今は、そこで磨いたスキルを活かした仕事を個人で請け負っています。

__堀さんがSnSnapに入社した経緯を教えてください。

私がSnSnapに入社したのは、設立されて1年ほど経ってからです。それまではクラウドソーシング事業を行なっているIT企業で働いていて、漠然と30歳までに「リアルとデジタルを融合させた事業」を立ち上げることを目標としていました。

西垣さんとは共通の友人を介したプライベートな会で初めてお会いしたのですが、実は会社で行なっていた他社の事業分析やマーケティング調査で西垣さんのことは知っていたんです。

2016年当時、私が目標としていた事業に近いことをやろうとしていて、なおかつ、大きく世界展開していこうと考えているお話を聞いて興味を持ちました。その後、SnSnapの立ち上げ時に西垣さんから声をかけていただいたのですが、すぐにはタイミングが合わず、1年ほどしてから正式に入社することになりました。

__入社してからの堀さんの仕事を教えてください。

西垣さんからは、広報やPRができそうな人材ということで呼ばれたのですが、実は私は全くの未経験。立ち上がったばかりのスタートアップ企業だったので、もちろんちゃんとした広報業務のフローなどもありません。そもそも総務もなかったので、様々な仕事をリスト化して領域を作っていくところからのスタートでした。

手探りしながら会社を整えていくステップは、私は好きでしたね。1日ごとに前に進んでいる感覚が楽しかった覚えがあります。

得難いやりがいは、何もないところでスタートしたから

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__広報・PRの仕事は、未経験からどのようにして形を作っていったのですか?

私の先輩に広報をやっている方がいたので、その先輩の人脈をたどり、「広報について教えてくれるプロ」を紹介していただきました。

本当に何も知らない状態でしたから、まず「広報とは何か」からスタートし、メディア掲載されるための視点など、基本的な広報の考え方を一から教わっていきました。

 具体的な行動では、プレスリリースをどんどん発表しながらメディアリレーションを構築することを「学びながら実践」の繰り返し。言葉にすると簡単なのですが、メディアが取り上げたくなるようなプレスリリースを発信し、なおかつ、メディアと良好な関係を築けるようなアプローチは、1つ1つに丁寧さが求められる仕事でした。

広報の仕事に取り組みだしてからメディアにはじめて大きく取り上げられたのは、東京ドームのオーロラビジョンにSNS写真が投影されるSnSnap WALLのサービスです。この時、私が入社して1ヶ月ほどだったと思います。1つ大きな媒体で取り上げられたら、その後は五月雨式に問い合わせが続きました。

 

プロダクトが時流に合っていたということも大きなポイントでしたが、広報としてやるべきことを積み上げればきちんと結果が出るのだということが実感できました。とても思い入れのある経験ですね。

__メディアリレーションを構築する上で気をつけていたことはありますか?

まだあまり世間に知られていないプロダクトは、記者の方々もどう取り上げていいのかわかりません。なので、こちらから取材の切り口を多数用意することが必要になります。

例えば、起業家軸や、ソフトウェア開発、SNS映え、デジタルなど、「様々な目線からこのような取材記事が書けますよ」と提案しておくのです。

その上で、実際メディアに掲載されなくても取材協力は惜しまないという姿勢を伝えておくことも大切だと思います。

 

そういったことも、SnSnapで実践しながら身につけていきました。ある意味、立ち上がったばかりだからこそ、色々と体当たりで挑戦することができたのではないかなと。立場的に私がやるしかないという状況もありましたが。(笑)

会社のビジョンをトップの言葉で語れた時、人が動いた

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