Interview
Managemnet Interview
マネジメントインタビュー
長野 聡平
Research & Development dept.
VPoE
最先端のデジタルアート・
エクスペリエンス領域で活躍する
多くのスターエンジニアを
誕生させていきたい
1978年生まれ。大学卒業後、新卒で日本最大級の自動車総合ポータルサイトを運営する会社でエンジニアとして就業。その後、エンタメ事業を扱う複数の会社で開発チームマネージャー、CTOの役職を経て、2022年に業務委託からGENEROSITYへ正式にジョイン。現在はVPoEとして開発チームの組織作りに従事し、エンジニア採用、タスク管理・運用を管轄している。
開発スタッフからCTO就任まで、エンジニアとしてキャリアの幅を広げる役職を経験
__長野さんの現在の業務内容を教えてください。
VPoE (Vice President of Engneering) というポジションに就いており、主な役割は開発チームのマネジメント担当として組織運営の能力を向上させていくことです。具体的な仕事のミッションは2つあり、1つはエンジニア採用ですね。現状の課題である組織のリソース不足を補うために、スキルを持ち合わせたエンジニアの採用を積極的に推進しています。そして、2つ目は開発チームのタスク管理及び運用として、受託案件が多い中で日々舞い込んでくる案件に対して効率的に捌けるように、タスク管理・運用方法の改善の実行により、円滑に仕事を回せるように取り組んでいます。
__新卒から現在に至るまでエンジニア職に携わられていますよね。どのようなキャリアを歩まれてきましたか?
大学卒業後は、大手上場企業が運営する日本最大級の自動車総合ポータルサイトのバックエンド開発を担う仕事に就き、そこからエンジニアとしてのキャリアを歩み始めました。その後、音楽配信サービスを運営する企業でもバックエンド開発に携わり、エンタメ業界への転職希望よりソニー・ミュージックエンタテインメントに入社しました。その当時から、会社勤めの半フリーランスみたいに柔軟に仕事を拡大させて、本業と並行して知り合いのスタートアップのプロダクト開発やアプリ設計を手伝いながら人脈と技術を広げていきましたね。次に転職した電子チケットアプリの先駆けとなった会社では開発チームのマネージャーを経験し、IoT型ベビーケアルームの開発を行う会社ではCTOの役職に就いて、当初のバックエンド開発スタッフからチームマネジャー、CTOとキャリアの幅を広げていきました。
__長野さんがエンジニアを志した原点はなんでしょうか?
大学卒業の年がちょうど2000年で、インターネット黎明期という時代でネットサーフィンによって色々できる仕組みに興味を持ったのがきっかけです。学生時代にプログラミングを学習したことはないですが、昔から単純にモノづくりというものが好きであったり、この先の未来でインターネットが益々普及していく直感もあったことから、システムエンジニアを目指すようになりました。
マネジメントで感じる組織作りのやりがいと面白さに気づき始める
__新卒からいくつかの会社でエンジニアとしてお仕事をされてきた中でも、印象に残っているプロジェクトや仕事についてお聞きしたいです。さらに、その時に感じたやりがいも教えてください。
これまで多くの案件に関わってきましたが、自動車総合ポータルサイトのバックエンド開発に携わっていた頃が印象深いですね。入社してから自分が長年携わってきたポータルサイトのPV数が1億PV を達成して、思惑通りにサービスを育てられた達成感は今でも記憶に残っています。
__様々な経験をしたのち、マネージャーを経てCTOとして、マネジメントではどのような仕事をされていましたか?
IoT型ベビーケアルームの開発を行う会社でCTOの役職に就任した時は、開発チームマネージャーの頃より更に上流の技術戦略の意思決定やエンジニア組織全体のマネジメント統括を行っていました。非常にグローバルな職場環境であり、高度なスキルを要するベトナムやインド出身のエンジニアを束ねる立場として、従業員管理から組織運営まで会社の発展のため邁進していました。組織規模は小さかったですが、日々目まぐるしい変化の中で会社の未来を担う技術を見極め、グローバルかつハイスペックなエンジニア達を統括するマネジメント業務に非常にやりがいを感じていました。今後将来的にもマネジメントサイドで、より規模が大きい組織を育ててみたいと思うきっかけにもなった経験です。
__長野さんは前職を離れるという意思決定をされた結果、次にどのような会社へ行こうと考えたのでしょうか?
実は、将来働きたいと考える会社のビジョンは前職を離れる決断の前から持ち続けていました。前職では会社の方針として、事業成長に会社の上場どちらも思い描いていたものが一転して消失した経験より、将来的に働くのは上場という目標に向かって基盤を着実に固めている会社に転職したいという切実な思いがありましたね。
上場という大きな目標に向かって突き進む会社で、経営を後押しできる存在になりたい
__GENEROSITYへの転職の決め手には、どのような思いや考えがあったのか教えてください。
GENEROSITYへ転職の経緯はリファラルされたからですが、決め手としては初めてオフィスに伺った機会で今後XR領域を伸ばしていくという開発方針や、これまでのプロダクト開発事例を詳しく知れたことで、「イケてる事業をやっている会社だな」と興味を持ち始めました。また、GENEROSITYは上場といった明確なゴールに向けて体制を整えていたこともあり、安定的な経営で上場を目指す会社で働きたいという自分の思いと会社の目標が重なっていると感じました。さらに組織で補えていない部分が開発チームのリソースや体制にあることを知って、自分が経験してきた専門領域が貢献できるのではとそこで働くビジョンが明確に見えましたね。そこから、まずは入社を前提に一旦は業務委託として関わり始めて、半年経った今年からフルコミットすることを決めました。
__実際にGENEROSITYにフルコミットで働いてみて、入社前と後でのイメージのギャップはありましたか?
業務委託の頃から週2回ぐらいは開発チームと関わっていたので、特に大きなイメージのギャップはありませんでしたね。強いて言うならば、思っていたより会社全体の組織体制が整っていて、より安定感を感じたことでしょうか。(笑)上場に向けて着実に基盤を強固にしている安定した組織にジョインするのは、これまで以上に安心感や働きやすさがありました。
GENEROSITYは意欲次第で活躍できるチャンスは無限大、スキルの幅に技術力も磨ける
__長野さんから見て、GENEROSITYのエンジニアとして働くことで得られるスキルや経験はどんなものがありますか?
GENEROSITYでは自社プロダクトがありつつ、受託開発でクライアントからの案件によりオリジナルプロダクト開発も行います。そのような開発環境から1つのサービス開発に絞られることなく、さまざまなプログラミング言語や流行りの手法を取り入れながら開発を行うことが可能です。その点から、成長の限界を感じている中堅層やこれから多くのスキルを築きたいと考える若手層でも色んな開発環境を試すことができ、非常に分厚いスキルを身につけることができると思います。また、GENEROSITYは日頃からハイレベルなアウトプットを徹底していていることもあり、スキルの幅だけではなく、技術力も格段に磨くことができると感じています。
__現在の開発チームでは総勢10名以上のエンジニアが在籍していますが、メンバーの特徴や開発チームに向いていると思う人を教えてください。
GENEROSITYの開発チームにはバックグラウンドが異なる個性豊かなメンバーが揃っており、エンジニアという職種は寡黙で職人気質の人が多いイメージが先行するかもしれませんが、実際は和気あいあいと話せる、コミュニケーション力のあるメンバーが集まっていると感じています。GENEROSITYでは毎年数多くのプロダクト開発を行っているため、意欲次第で活躍・成長できるチャンスは無限にありますね。スキルアップにはうってつけの環境であるからこそ、好奇心旺盛だったり、貪欲にスキルを磨き続けたり、自ら手を上げてチャレンジできるなど、学べる環境を最大限に活かせる方に来てほしいなと思っています。
__長野さんの開発チームマネジャーとしての今後の目標を教えてください。
会社のプレゼンスを上げていきたいです。知名度はもちろんのこと、アウトプットの凄さやクオリティの高さを世間によりアピールして、「GENEROSITY=最高のクリエイティビティ」のような確立されたポジションを取れるようになりたいです。あとは、会社の顔となるスターエンジニアを開発チームから産み出していきたいですね。例えば、大規模なカンファレンスに登壇してスキルや技術力について語れるような、会社の枠を超えてエンジニア界隈でもメジャーな人材が組織にいれば憧れて入社する方も増えたり、会社としての信頼も厚くなります。若手メンバーにはGENEROSITYでいろんな知識を吸収してもらって、ぜひスターエンジニアに育ってほしいなと期待を抱いています。