Interview
Member Interview
社員インタビュー
Creative Produce Division
Design Unit
GENEROSITYがつくり上げる
クリエイティブの魅力やクオリティの高さを
発信し続けていきたい
赤井 涼香
1997年生まれ。専門学校でグラフィックデザインを学び、新卒でデザイン制作会社に就職する。デザイナーとして、グラフィック制作からWEBデザイン・映像制作・CG制作など多岐にわたる業務を経て、2022年にGENEROSITYへ入社。アートディレクターとして、ファッション・ビューティー案件を中心に撮影のディレクションからイベントの空間デザインまで幅広い業務を担当している。
幼少期から好きだったものづくりを仕事に、グラフィックデザインの道へ
__赤井さんがGENEROSITYに入社するまでのキャリアについて教えてください。
専門学校でグラフィック制作を中心に学び、卒業後は当時憧れていたグラフィックデザインの巨匠の弟子が立ち上げた事務所に新卒で就職しました。その後、第二新卒としてデザインの総合制作会社に入社し、紙媒体のグラフィック制作をメイン業務としつつ、WEBデザイン・映像制作・CG制作など、幅広い領域をデザイナーとして担当しました。
__デザインに興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
幼少期からものづくりや絵を描くのが好きだったことが、きっかけの一つかもしれません。特に、ピカソや草間彌生の作品が好きでしたね。彼らの作品を見て、自分も実際にものづくりに携わってみたいという思いが強く芽生えるようになりました。また、実際にグラフィック制作の仕事を始めて制作の過程に触れたことで、さらにデザインへの興味や探究心が強くなったと思います。それまでは、リアルで手を動かして作る彫刻などをやってみたいという気持ちもありましたが、クライアントの要望やイメージに沿ってデザインを工夫する制作過程の難しさが魅力的に感じられ、グラフィックデザインの道へ挑戦することにつながりました。
__WEB・グラフィックデザインを仕事にする上でどのような勉強をされてきましたか?
まずは、基本的なデザイン関連のツールソフトを学ぶところから始めました。フォントの選び方や要素の取捨選択をはじめ、制作物のバランスや構図の勉強から色彩まで、人が当たり前に目にするデザインについて研究を重ねました。たとえば、広告は一枚で情報を伝えなければならないので、何が必要なのかという意識を重点的に置いて組み立てて考える思考に持っていけるようにします。個人的にこれをやって良かったと思うことは、「TTP(”徹底的にパクる”という略で勝手に呼んでいます。)」と言って、世の中でバズっているものや素敵だと感じたデザインを徹底的に模倣して制作してみることです。勉強として模倣することで、自分の中でデザインのストックや引き出しを増やしていくことにつながりました。また、専門学校でもデザインの勉強をしていましたが、特に社会人になってからは周りの友人や仕事の先輩、ネットや街中などに溢れる様々なデザインを自主的に吸収していました。さらに、好きなモデルやファッション雑誌からも影響を受けたり、色んな場所に沢山出掛けるようにして、その場所からインスピレーションをもらうことも多々あります。
大きくてキラキラした仕事がしたい!という思いを実現できそうな会社
__転職を考えていた中で、GENEROSITYに興味を持った理由と入社の決め手を教えてください。
「大きくてキラキラした仕事をしたい!」という思いを持って、これまでのデザイン経験が活かせる環境で働きたいと考え転職活動をしていました。GENEROSITYはエージェントを通して紹介されたことがきっかけですが、選考へ進むにつれて詳しく話を聞いていく中で、自分が知っているハイブランドを中心とした仕事をしていることが多いと知り、「この会社に入れば色んな経験ができて楽しそう!」といった印象になりましたね。GENEROSITYはこれまで自分のやってきたことが活かせる上に、案件の規模が大きくデザイナーも様々な分野に特化している人達ばかりで、新しいことを学べそうな環境でもあると思い入社を決めました。また、採用までのスピードがとても早く縁を感じたのと、デザインチームのメンバー達と面接で話をした時にお互いをリスペクトして高め合っている印象を受けたこともあり、会社全体の年齢層も若く、同世代の人たちと一緒にものづくりをしてみたいという働く人の魅力を感じたことも入社を決めた理由になります。
__赤井さんは入社当初から即戦力として活躍されていると思います。現在までの仕事内容について教えていただけますか?
多くのデザイナーは各々が空間デザインやWEBデザインなど、それぞれが得意とする軸をメインに活躍しているのですが、自分はそういった軸を持たずに、色んな案件に対して臨機応変に携わっている形になります。入社したばかりの頃は単発の案件毎にデザインを納品することが多かったのですが、最近では予算が高いプロジェクトがキックオフする初期段階から営業と一緒に提案から入ることが多くなりました。企画やコンセプトづくりから資料作成のデザインまで幅広く全ての工程に携わるイメージですね。そのため、一つの案件によっては半年ほどの長いスパンで仕事をすることが増えました。
__今の仕事上で印象に残っているエピソードや、やりがいを感じる部分について教えてください。
印象に残っているエピソードは二つあり、一つは直近に担当した若者に大人気なシューズブランドの案件です。約一年と長期に渡るプロジェクトで、自分は新商品を魅力的に見せる為のコンセプト提案から、有名アイドルグループを起用した撮影までのアートディレクション全般を担当しました。ただデザインを起こすだけではなく、撮影時のスタイリングやあらゆる細かい部分の指示出しまで行ったのは初めての経験であり、予期せぬトラブルが発生する場面からスケジュール管理や全員の足並みを揃える大切さを実感しましたね。予算を含め規模感もこれまで担当してきた仕事の中で最も大きな案件で、この仕事を自分を含めた若い世代のメンバーでつくり上げていることに感動しました。クライアントからも好評でとてもやりがいのあった案件であり、予算などのフィジビリティを考慮した提案を学ぶきっかけにもなりました。
そしてもう一つは、初めて空間全体のデザインを任せて頂いたランジェリーブランドの案件になります。空間デザインは前職での経験が少ない領域なので専用ソフトの使い方もほぼ初心者で、他のデザインメンバーからソフトの使い方などを学びながら進行する案件でした。ポップアップストアの世界観の提案をはじめ、会場の選定や図面、グラフィックデザインまでを担当し、現場施工では職人さんは図面のまま作業するので微調整を口頭で伝える必要があることを学びましたね。空間デザインの案件は実際の現場が出来上がっていく過程に立ち会うことができるので、自分のデザインしたものが沢山の人の力で形になっていくことに感動しました。当日のポップアップストアの来場者数も通常時より数十倍の実績を残せてとても嬉しかったです。
__GENEROSITYに入社して1年半が経つ中で、仕事を通じて身についてきていると感じるスキルや領域はありますか?
今では多様な案件に携わることが増えたので、その分使えるツールが広がったように感じています。GENEROSITYは案件が幅広いからこそ、身につくスキルが断然多いと思います。たとえば、仕事を通してデザインのアウトプットだけを考えるのではなく、「なぜこのデザインにするのか?」といったアートディレクション的な領域を経験できたことは自分にとって大きな学びです。常に求められるクオリティは高く、クライアントから直接の案件の場合は構成から考えることになる為、形や枠にはまらず、案件に応じた柔軟性を持てるようになりました。
幅広い領域にチャレンジできる、楽しくやりがいのある刺激的な環境
__赤井さんから見て、一緒に働いているデザインチームの雰囲気や、他部署との関わり方について教えてください。
GENEROSITYのデザインチームは個性豊かな人が多いと思います。特に良いなと思う部分は、お互いをリスペクトしていて、頼ったり相談する機会が多々あるところです。お互いに特技や個性があるからこそ、協力しながら働けるのかなと感じています。また歳も近いので、部署問わずプライベートでも仲良くできるメンバーと出会えたり、良い意味で学校みたいですね。他部署のメンバーとは旅行に行ったこともあります。先輩後輩のような関係というよりは各々がスペシャリストという感覚で、前職と比べてコミュニケーションがフラットなのも好印象です。
__GENEROSITYに入ると、どのようなクリエイティブ制作に挑戦ができますか?また、デザインの強みについて教えてください。
まず、GENEROSITYでは幅広い領域の制作にチャレンジすることができます。グラフィックだけでなく、他の分野のデザインなど学べる機会があり、同じ仕事ばかりが降ってくる状況ではないので、自分としては飽きることのない楽しくやりがいのある刺激的な環境ですね。クライアントは世間で知られている世界的なハイブランドばかりなので、常に求められるクオリティは高く、そのクオリティに応えられるスキルを持っているメンバーを筆頭に、開発技術や働く環境がバランスよく揃っているなと思います。どんな案件に対しても、スペシャリストを集結させて進められることがGENEROSITYの強みだと感じています。
__赤井さんの今後の目標や、GENEROSITYで実現したいことがあれば教えてください。
転職する時に抱いていた「もっとキラキラした大きな仕事をしたい!」という目標は、GENEROSITYですでに実現できているので、これからは「GENEROSITYってかっこいいよね!」と思ってもらえるようなクリエイティブ制作をどんどんしていきたいですね。また、今後も継続してアートディレクションの経験をさらに積み重ねていきたいです。自分が常に明るく楽しくハッピーな気持ちでいることをモットーとしているので、関わる周りの人を元気にできるようなクリエイティブ作りをしていきたいと思っています。